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群馬県前橋市の写真館「スタジオ桑町・小川屋写真館」です。七五三、振袖、卒業式など思い出の大切な瞬間を撮影します。衣装の貸し出しもしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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小川屋・スタジオ桑町ブログ

着付けに必要な小物(後編)
2017年12月18日 お役立ち情報  小物 

こんにちは!

『晴れの日きもの専門店 小川屋』スタジオ・桑町の中村です!

 

先日、着付けに必要な小物(前半)を書きました。

本日は着付けに必要な小物(後半)をお伝えさせていただこうと思います。

とはいえ、こちらは必ず必要なものではなく、

あると便利やあった方が綺麗に着られる、といった小物が中心となります。

数字は前回からの通し番号になっています。

 

11:和装ストッキング

足袋の下に履けるストッキングです。

当店でご用意させて頂いているものは白が基本となります。

ひざ下とひざ上の2タイプがありますが、形はほぼ同じです。

ただ、なくても問題ないため、履かずに着物を着ているという方も多くいます。

成人式で足元からの風が不安という方や、

冬場で少し歩く必要のある方には防寒の一種として、一度考えていただければと思います。

 

12:和装ブラジャー

着物姿が老けて見える原因のひとつに、

『帯の上に胸が乗っている』というものがあります。

特に胸の豊かな方は和装ブラジャーで体型補正するのは有効です。

自分はそうではないから大丈夫、という方もいらっしゃると思います。

けれど、そうではない方はスポーツブラジャーか何もつけないのが基本です。

カップの付いているシャツもあるとは思いますが、

カップの形がしっかりと出てしまう場合があるため、あまりお勧めできません。

綺麗に着物を着こなしたい時には是非、お使いください。

デコルテ(特に鎖骨付近)の補正を入れられるポケットがついているものもあります。

 

13:腰ふとん(ヒップパット、ヒップパッド)

ヒップの小さな方、ウエストの細い方に使っていただく補正用具です。

ヒップとウエストの差を補正するものとなっておりますが、

タオル等でも補正は可能となっております。

腰紐がウエストに食い込みにくくなるため、

ない場合よりは比較的楽に過ごせるのも利点となります。

 

14:トリプルひも(三重仮紐)

主に振袖で帯を飾り結びするために使用します。

お太鼓の際は必要はありません。

簡単な飾り結びであればなくてもできるものはありますが、

ご用意いただけると、嬉しく思います。

当店での着付け小物セットには含まれておりますので、

別途ご用意いただく必要はありません。

 

15:補正綿

その名の通り、着付けの際に使用する補正用の綿です。

補正しやすいように形が作られているものになります。

こちらも振袖のセットには含まれております。

体型によって補正の量が変わってくるので、

必ずしも使い切らなくてはならないものではありません。

お母様のお振袖を着られる場合にご用意いただくくらいになるかと思います。

 

16:後板

帯の後ろ部分を綺麗に見せるための帯板になります。

前回お話しした帯板(前板)に比べかなりサイズが小さいので、

見ていただくと違いが一目でわかるかと思います。

帯の後ろ部分が露出する帯結びようになりますので、お太鼓の際は不要です。

基本的には振袖の時の使用が主となります。

 

17:防寒具

成人式は特に冷える季節です。

また、入学式などが体育館の場合は足元が冷える場合もあります。

その時に使えるのが様々な防寒具になります。

基本的に着付け時に身につけていただくものが多くなります。

インナーももちろんありますし、足元用のものもあります。

必要そうな防寒具をご用意いただければ、と思います。

 

 

ここからは着付け時の小物ではなく、必要不可欠なものになります。

が、合うものがなかったり、探してみたらなかったり、

もしくはずっとしまっておいたので使える状態ではない、

といったことが起こりやすいものとなります。

また、お持ちいただく際にうっかり忘れてしまいがちなものでもありますので、

ご注意いただければと思います。

 

18:帯締め

黒留袖は白・金・銀のもの、喪服は黒、と決まりがあります。

が、それ以外は夏冬の素材の違いのみですので、基本的にはお好きにコーディネートしていただけます。

帯締めの種類はいくつかありますが、お着物によって種類の指定はありません。

着物と帯の色合いを見て選んでいただくことをお勧めいたします。

もし、帯締めだけ見たい、という場合は

着用予定の着物と帯、帯揚げをお持ちいただくか、

様々な理由でお持ちいただけない場合は、

写真を携帯で撮影して来店いただけるとより良いアドバイスをさせていただけます。

 

19:帯揚げ

帯揚げも帯締めとほぼ同様です。

黒留袖は白のみか、白に金や銀の入ったもの、喪服は黒です。

また、夏用冬用がありますので、そちらもご注意ください。

帯揚げはフォーマルでもカジュアルでも使えるものと、

カジュアルなものでのみ使えるものとがあります。

どういった着物と合わせるのかお気をつけください。

また、帯締めと同様に、着用予定の一式をお持ちいただくか、

携帯で写真を撮影して来店いただけるとより似合うものをお勧めさせていただけます。

 

20:草履バッグ

礼装用と振袖用、喪服用はセットがあります。

当店では、カジュアルなものはバッグと草履が基本的にはバラ売りです。

礼装用と喪服用もバラ売りもご用意しています。

色や形が様々なので、どういったものがいいとは一概には言えませんが、

何が必要なのか、何を持っていくべきなのか、を把握した上でご購入いただいた方がいいかと思います。

構造上あまり容量が入らないものもありますので、ご注意ください。

また、草履はかかとが高くなると、格も高くなります。

サイズに関しては、かかと少し出るもののが良いとされておりますが、

履きなれないなど、場合によってはぴったりサイズであれば良い、と言われている場合もございます。

 

 

もし、突然着物を着ることになった、というときはいつでもご相談ください。

ご自宅にある一式をお持ちいただいて、

他に必要なものはなんですか、とご質問いただいても構いません。

また、突然着物を着る機会ができたけれど、持っている着物でいいのかどうか判断ができない、

という場合も、お気軽にご質問いただければと思います。

 

質問はこちらから(TEL:0120-47-6002)

お問い合わせはこちら(問い合わせフォーム)

タグ: 着付け  小物