小川屋・スタジオ桑町ブログ
2018年08月24日
雑談
こんにちは。
前橋市中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。
短めの夏休みより復帰いたしました。
とはいえ、どこに行ったともなく、ただ映画を見に行ったくらいなのですが。
4DXの『ジュラシック・ワールド』と『ミッションインポッシブル』を1日で見たので、
なんだかとてもアトラクションな気分でした。
特に、『ジュラシック・ワールド』は『ジュラシックパーク』のオマージュが所々に散りばめられていて、
見ていてとても楽しかったです。
ただ、私自身が『ジュラシックパーク3』をあまり好んでいないせいか、
3のオマージュは見つけられませんでした…。
七五三の話を続けていたのですが、
あまり真面目な内容が続くと(書いている人の)頭が痛くなってきますので、
今回はつらつらとエッセイ的な話題になります。
『着物』と言われたときに、思い出すのはなんでしょうか。
私は、『ことばとしての着物』です。
ただ比較的女性寄りのイメージになります。
『着物』は日本の伝統的な衣装ですが、
私の中では具体的な映像イメージとしてはあまり浮かんでこないのです。
例えば、『お城』と言われれば、日本のお城を抽象化したようなものだったり、
場合によっては、ドイツあたりのお城を平均化したような映像が浮かびます。
『刀』と言われれば、パッと思い浮かぶ『日本刀』です。
抽象化されている脇差~太刀くらいの刀を想像します。
『洋服』と言われれば、最初は白のTシャツと水色の短パンのセットを思い浮かべます。
けれど、『着物』と言われたときに、どうしても一番最初に来るのは
日本の伝統的な衣装と言われているもので…という辞書のような言葉だけです。
それがなぜなのだろうか、としみじみ考えてみました。
いつどう知ったのか、が関係するのかもしれないのですが、
一番最初に着物に触れるのは、お宮参りか七五三だったはずです。
ただ幼い頃なので、今でも記憶に残っているのは7歳の七五三のみですし、
自分のことに精一杯だったため、母が着物だったのかさえ覚えていません。
写真が残っているのでそれで確認はできますが…、
他にも同い年でお参りで被っただろう子供たちは着物だったのか?なんてことも
記憶に残っていないわけです。
今呉服屋に勤めている上、撮影も仕事としています。
なので、着物を着ている人と接する機会は、平均より多い方でしょう。
特に、晴れ着に関しては、かなりのものだと自認しています。
そうすれば、思い浮かべるのは晴れ着なのではないか、と
自分でも思うのですが、どうやら、そんなこともないようです。
同じ衣装を繰り返し見ることが少ないことが原因なのでしょうか。
ただそれならば、この職について、自分で買った着物があるのですから、
イメージとしてそれが思い浮かぶこともありうるのでは?と考えても、
実際のところ思い浮かびません。
着物を着ている自分を鏡でじっくり見ることがないせいで、
記憶としてしっかり残っていないのかもしれません。
いっそ、仕事として、平均よりちょっと詳しくなったことで、
『着物』という言葉があまりに抽象的だと認識したかとも思うのですが、
同時に、『着物』に共通している絶対の規則も認識しているのだから、
基本の形くらいイメージしてもいいんじゃないか、とも思うのです。
誰かが着ている着物でも、広げられて衣桁にかけられている着物でも、
よく見ている折りたたまれている着物でも。
着物自体はたくさん見ているはずなのですが、
逆にどの状態の着物かさえ、考え付かないせいなのかもしれません。
ただ、『着物』を描け、と言われれば、思い浮かべるのが『小紋』です。
どうやら時代劇好きであることが影響しているのか、
小紋のイメージが強いようです。
大抵私の好んで見る時代劇には町娘が出て来るタイプが多いせいでしょうか。
ちなみに、女性寄りのイメージになってしまうのは、
自分自身が女であることも一部あるとは思うのですが、
それ以上に男性もの=『袴』もしくは『着流し』というイメージが強すぎるのでしょうね。
皆さんは『着物』と言われると、どんなものをイメージしますか?
前橋市中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。
短めの夏休みより復帰いたしました。
とはいえ、どこに行ったともなく、ただ映画を見に行ったくらいなのですが。
4DXの『ジュラシック・ワールド』と『ミッションインポッシブル』を1日で見たので、
なんだかとてもアトラクションな気分でした。
特に、『ジュラシック・ワールド』は『ジュラシックパーク』のオマージュが所々に散りばめられていて、
見ていてとても楽しかったです。
ただ、私自身が『ジュラシックパーク3』をあまり好んでいないせいか、
3のオマージュは見つけられませんでした…。
七五三の話を続けていたのですが、
あまり真面目な内容が続くと(書いている人の)頭が痛くなってきますので、
今回はつらつらとエッセイ的な話題になります。
『着物』と言われたときに、思い出すのはなんでしょうか。
私は、『ことばとしての着物』です。
ただ比較的女性寄りのイメージになります。
『着物』は日本の伝統的な衣装ですが、
私の中では具体的な映像イメージとしてはあまり浮かんでこないのです。
例えば、『お城』と言われれば、日本のお城を抽象化したようなものだったり、
場合によっては、ドイツあたりのお城を平均化したような映像が浮かびます。
『刀』と言われれば、パッと思い浮かぶ『日本刀』です。
抽象化されている脇差~太刀くらいの刀を想像します。
『洋服』と言われれば、最初は白のTシャツと水色の短パンのセットを思い浮かべます。
けれど、『着物』と言われたときに、どうしても一番最初に来るのは
日本の伝統的な衣装と言われているもので…という辞書のような言葉だけです。
それがなぜなのだろうか、としみじみ考えてみました。
いつどう知ったのか、が関係するのかもしれないのですが、
一番最初に着物に触れるのは、お宮参りか七五三だったはずです。
ただ幼い頃なので、今でも記憶に残っているのは7歳の七五三のみですし、
自分のことに精一杯だったため、母が着物だったのかさえ覚えていません。
写真が残っているのでそれで確認はできますが…、
他にも同い年でお参りで被っただろう子供たちは着物だったのか?なんてことも
記憶に残っていないわけです。
今呉服屋に勤めている上、撮影も仕事としています。
なので、着物を着ている人と接する機会は、平均より多い方でしょう。
特に、晴れ着に関しては、かなりのものだと自認しています。
そうすれば、思い浮かべるのは晴れ着なのではないか、と
自分でも思うのですが、どうやら、そんなこともないようです。
同じ衣装を繰り返し見ることが少ないことが原因なのでしょうか。
ただそれならば、この職について、自分で買った着物があるのですから、
イメージとしてそれが思い浮かぶこともありうるのでは?と考えても、
実際のところ思い浮かびません。
着物を着ている自分を鏡でじっくり見ることがないせいで、
記憶としてしっかり残っていないのかもしれません。
いっそ、仕事として、平均よりちょっと詳しくなったことで、
『着物』という言葉があまりに抽象的だと認識したかとも思うのですが、
同時に、『着物』に共通している絶対の規則も認識しているのだから、
基本の形くらいイメージしてもいいんじゃないか、とも思うのです。
誰かが着ている着物でも、広げられて衣桁にかけられている着物でも、
よく見ている折りたたまれている着物でも。
着物自体はたくさん見ているはずなのですが、
逆にどの状態の着物かさえ、考え付かないせいなのかもしれません。
ただ、『着物』を描け、と言われれば、思い浮かべるのが『小紋』です。
どうやら時代劇好きであることが影響しているのか、
小紋のイメージが強いようです。
大抵私の好んで見る時代劇には町娘が出て来るタイプが多いせいでしょうか。
ちなみに、女性寄りのイメージになってしまうのは、
自分自身が女であることも一部あるとは思うのですが、
それ以上に男性もの=『袴』もしくは『着流し』というイメージが強すぎるのでしょうね。
皆さんは『着物』と言われると、どんなものをイメージしますか?