小川屋・スタジオ桑町ブログ
今年のゴールデンウィーク、皆様どう過ごしましたか?
小川屋では、2024年成人のお嬢様を対象とした『新作振袖にお袖を通す会』でご来場いただいたご家族様、今年の七五三のご予約に来たお客様で賑わっていました!
写真館の方では、連日七五三の撮影を行い、合間に写真館業務の研修等も行い、忙しくも充実したゴールデンウィークでした。
(先月入社したスタッフが実際に振袖を着て、ポージングなどを指導してもらいました! 今回撮影した写真は今後サンプルでも使用されるので、仕上がりが楽しみです!)
撮影等を行っていて、時々お客様から聞かれるのが、男の子の七五三について。
特に、3歳のお祝いをした方がいいのか悩んでいるお客様もいらっしゃるようですので、今回は、男の子の3歳の七五三について、調べてみました!
男の子は3歳のお祝いをするもの?
実はこの話題、スタッフ間でも議論をしたことがありますが、群馬県では男の子の3歳をお祝いするのはあまりメジャーではないようです。私自身も、3歳で男の子もお祝いをするものという認識がなく、我が家の甥っ子も5歳のみお祝いしました。写真館でも3歳で撮影を行っているのは主に女の子です。
では、男の子は3歳でお祝いをしないのか…?というと、実は地域によるよう。
関西では男の子の3歳のお祝いを行うのが一般的らしく、スタッフの一人は義理のお姉さんが関西の方なので、甥っ子ちゃんは3歳でお祝いをする、と話してくれました!
関東と関西で七五三の風習に若干の違いがあるのは初めて知り、驚きました。
髪置きの儀が元になっている
以前、こちらのブログで七五三の起源についてご紹介をしましたが、【七五三の由来と歴史について】
3歳のお祝いは、『髪置きの儀』という風習が元となっています。
平安時代、子供が生まれると生後7日後から髪を剃って坊主頭にしていたそうで、これは衛生面に配慮したためだったようです。
また、そうすることで健康な髪の毛が生えてくる、とも信じられていました。
そして、3歳になるとこの髪置きの儀を行い、髪の毛を伸ばすことができるようになりました。
この風習は男女どちらも行っていたそうなので、3歳で七五三を行うのに男の子も女の子も関係ない、ということが分かります。
ちなみに、5歳は『袴着の儀』、7歳は『帯解きの儀』が元になっていますが、こちらに関しては当時から男の子、女の子、とそれぞれ明確に分けた儀式となっていました。
関東地方では、なぜ女の子だけの習慣になったのかは調べてみたのですが分かりませんでした。
とはいえ、『髪は女の命』とも言いますし、女の子は髪を結うために長く伸ばす必要もあるので、髪に関連する儀式=女の子向け と解釈されていったのかも…?
詳しいことをご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えてください!!
3歳でお祝いをするのもOK!
さて、以上のことから男の子も3歳でお祝いできる!ということは分かりましたね。現在、関東でも3歳でお祝いするご家庭はあるようですし、男女平等が叫ばれている時代でもありますので、「女の子は2回お祝いするのに、男の子は1回だけなんて不平等!」なんて声も聞こえてきそうですね。(笑)
ということで、男の子も、2回お祝いしてOKなんです!
お祝いを行うかどうかは、各ご家庭で話し合って決めて頂ければと思います!!
男の子の3歳、七五三の衣装は?
では実際、男の子の3歳では、どんな衣装になるのでしょうか?基本的には女の子の3歳と一緒で、三つ身の着物に被布となります。
女の子場合は赤やピンクなどの可愛らしい色が多いですが、男の子は紺や黒など、少しシックな色の衣装をよく見かけます。
ちなみに、当店の衣装で、こんなおしゃれなものもございます。
このタイプですと、男の子が着ても、女の子が着てもどちらも可愛いですね♪
撮影では、5歳様は袴に絵柄の入った羽織を着て、刀や扇子を持ちますので、ちょっとカッコいい感じになります。
なので、3歳様は逆に可愛らしいイメージで撮影を行うと、3歳と5歳で違う雰囲気で写真を残せるのではないかと思います。
いかがでしたか?
関東圏ではあまりメジャーではない3歳男の子のお祝いですが、由来を考えるとしてもいいのでは…?とも思いました。
撮影やアルバムの販売をしていると、女の子は3歳、7歳、成人式、と着物を着て記念撮影を行う『晴れの日』が3回もありますが、
男の子の場合5歳(うまくいけば成人式)、と女の子に比べてそうした機会が少ないのだと気づきました。
そんな理由で、5歳のお祝いやアルバムは豪華にする!というお客様もいらっしゃいますが、3歳で1度お祝いをしておく、というのも一つの手かもしれませんね!
お客様にとって特別な日を最高の形で残すお手伝いを、小川屋スタッフ一同、誠心誠意努めさせて頂きます。
当店へのお問い合わせは
お電話はこちら
お問合せはこちら
≪当店の感染症対策について≫
・ご家庭で検温した際、37.5℃以上の発熱がある方。
・咳、倦怠感、嘔吐、味覚聴覚等の異常を感じる方、体調の優れない方。
・集団感染が起こった場に入られた可能性のある方。
・感染者と濃厚接触をされた可能性のある方。
・海外渡航歴が1ヶ月以内にある方、もしくはその方と1ヶ月以内に接触された方。
に該当される方は、お日にちを見合わせていただくことがございます。
また、ご来店時に非接触型の体温計で検温をさせていただきます。
他にも消毒液、手洗い、うがい等ご協力をお願いしております。
当店でも店内では、
・アルコールでの手指消毒
・店内や器具の消毒と衛生管理
・店内換気
・殺菌加湿器設置(オゾン系)
・スタッフの健康チェック(37.5℃以上は出社せず)
・スタッフのマスク着用
・使い捨てコップによるドリンク提供
を行なっております。
どうぞ、ご理解ご協力をお願いいたします!
タグ: 群馬 前撮り 後撮り スタジオ桑町 小川屋 感染症対策 七五三 着物レンタル 前橋 高崎 伊勢崎 渋川 吉岡 玉村 榛東