小川屋・スタジオ桑町ブログ
こんにちは。
前橋の中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。
前橋のみならず、高崎・伊勢崎・渋川・玉村・吉岡・榛東へと手を伸ばしております。
ゴールデンウィークに入って4日目、本日平成最終日ですね。
もう半日で令和になる、と思うとなんだか不思議な気分です。
が、お休みが続くせいか、今日は平成最終日と認識していても、
何曜日なのか、全く自覚がなくなっております。
今日が火曜日だということもカレンダーを見て気が付きました、日月くらいだとばかり…。
多分1週間後にはもっと曜日感覚が狂っていることと思います。
皆様もお気をつけくださいね!
今日はママ振の場合はいつから用意を始めるべきかについてお話しします。
皆様の中のママ振のイメージがどのようなものなのか、
まだ把握しきれていないところがあるのですが、
もし、
ママ振はお手軽!お得!すぐ着られる!
と、思われるのは、危険ですのでご注意くださいませ。
以前あった事例をお話しさせていただきます。
ケース1:ママ振を合わせようと思ったら…
ママ振を着用予定のAさんとお母様。
お母様の赤い振袖を持って、小川屋に来店、どんなお柄でしょうか、
とお話をしながらたとう紙を開くと、そこには袖を切り落として、訪問着になっている振袖が…!
それを見てAさんもお母様もびっくり。
お母様も「あれ?私訪問着にしたのだったかしら?」とすっかり忘れていた様子。
もしかしたらお祖母様が変えておいてくださったのかもしれない、という話になりました。
が、袖がないため、ママ振は断念し、当店の振袖を見て気に入ったものを選んでくださいました。
ケース2:振袖には問題がなかったけれど…
ママ振着用予定のBさんとお母様、それから叔母様。
お持ちいただいた黒い振袖を確認。
Bさんも色も柄も素敵、と気に入りました。
確認したところ、シミなどもなく、保存状態はとても良かったです。
が、Bさんが羽織ったところ、
袖の長さ(裄)が短く、全体的にちょっと小さめ。
それもそのはず、Bさんとお母さんはなんと身長に10cmも差があったのです。
着られないことはないけれど…実際に軽く羽織っただけでも、なんだか違和感。
ご身長の近い叔母様のお振袖も持ってきてくださっていたので、そちらを確認したところ、
そちらも良さそうで、最終的には小物だけ新調し、本番は叔母様の振袖を着られることになりました。
ケース3:仕舞いっぱなしだった振袖は…
ママ振でもいいかな、とかんがえていたCさんのお母様。
とりあえず、お手入れだけして置こう、と当店の着物クリーニングをご利用くださいました。
相談したいこともあったので、着物ドクターのいる催事中を選んでご来店。
青い振袖は当時としても珍しかったのだとお話して、確かにとても素敵なお振袖でした。
が、着物ドクターに診てもらったところ、丸洗いだけでは落ちないシミや黄変がいくつか。
それから、金の一部剥げてしまっていたり、金駒と呼ばれる刺繍の部分が解けていたり。
見えないところであれば、そのままで、という選択肢もある、という相談をしながらも、
全部を綺麗に直すとしたら、新しい振袖を購入することもできるくらいの金額に…。
それでも手書きの振袖は完璧に元通りというわけにはいかない、というお話を聞き、
Cさんのお母様は金額がそこまで変わらないのならば、と購入やレンタルも視野に入れてくださいました。
実はこれ、割とよくある話なのです。
2、3人分の話が混じってしまっているところもありますし、
中でも特徴的な事例を挙げているものでもあります。
ケース2は、多少の短さであれば、気にしないとお嬢様が納得する場合も、
逆に身長差がなくても、手の長さが違うため同じようにママ振を断念することもあります。
ケース3も、見えるところだけの直しなどでもっとお手軽になることも、
そもそも、丸洗いだけで問題ない、ということも勿論あります。
が、仕立て直したり、洗ったり、一朝一夕にできることではありません。
お時間をいただくことになりますので、
余裕を持ってご来店(少なくとも1年〜半年前)いただきたいと思いますし、
お嬢様用で仕立てていただくよりも手間がかかることも。
金額も、大抵の場合は抑えめになりますが、それも例外があります。
もし、ママ振がダメだった場合を考えると、他の方法にも目を向けなくてはならないので、
できれば2年くらい前だと(まだ地元にいらっしゃることも多いので)いいです。
ですので、ママ振をお考えの方は、ぜひ1度!ご相談ください!!
そこで疑問に思っていることや不安に思っていることを解消して、
晴れやかな成人式を迎えていただければ幸いです!
(電話はこちら)
(メールフォームはこちら)
前橋の中央通りにあります、スタジオ・桑町の中村です。
前橋のみならず、高崎・伊勢崎・渋川・玉村・吉岡・榛東へと手を伸ばしております。
ゴールデンウィークに入って4日目、本日平成最終日ですね。
もう半日で令和になる、と思うとなんだか不思議な気分です。
が、お休みが続くせいか、今日は平成最終日と認識していても、
何曜日なのか、全く自覚がなくなっております。
今日が火曜日だということもカレンダーを見て気が付きました、日月くらいだとばかり…。
多分1週間後にはもっと曜日感覚が狂っていることと思います。
皆様もお気をつけくださいね!
今日はママ振の場合はいつから用意を始めるべきかについてお話しします。
皆様の中のママ振のイメージがどのようなものなのか、
まだ把握しきれていないところがあるのですが、
もし、
ママ振はお手軽!お得!すぐ着られる!
と、思われるのは、危険ですのでご注意くださいませ。
以前あった事例をお話しさせていただきます。
ケース1:ママ振を合わせようと思ったら…
ママ振を着用予定のAさんとお母様。
お母様の赤い振袖を持って、小川屋に来店、どんなお柄でしょうか、
とお話をしながらたとう紙を開くと、そこには袖を切り落として、訪問着になっている振袖が…!
それを見てAさんもお母様もびっくり。
お母様も「あれ?私訪問着にしたのだったかしら?」とすっかり忘れていた様子。
もしかしたらお祖母様が変えておいてくださったのかもしれない、という話になりました。
が、袖がないため、ママ振は断念し、当店の振袖を見て気に入ったものを選んでくださいました。
ケース2:振袖には問題がなかったけれど…
ママ振着用予定のBさんとお母様、それから叔母様。
お持ちいただいた黒い振袖を確認。
Bさんも色も柄も素敵、と気に入りました。
確認したところ、シミなどもなく、保存状態はとても良かったです。
が、Bさんが羽織ったところ、
袖の長さ(裄)が短く、全体的にちょっと小さめ。
それもそのはず、Bさんとお母さんはなんと身長に10cmも差があったのです。
着られないことはないけれど…実際に軽く羽織っただけでも、なんだか違和感。
ご身長の近い叔母様のお振袖も持ってきてくださっていたので、そちらを確認したところ、
そちらも良さそうで、最終的には小物だけ新調し、本番は叔母様の振袖を着られることになりました。
ケース3:仕舞いっぱなしだった振袖は…
ママ振でもいいかな、とかんがえていたCさんのお母様。
とりあえず、お手入れだけして置こう、と当店の着物クリーニングをご利用くださいました。
相談したいこともあったので、着物ドクターのいる催事中を選んでご来店。
青い振袖は当時としても珍しかったのだとお話して、確かにとても素敵なお振袖でした。
が、着物ドクターに診てもらったところ、丸洗いだけでは落ちないシミや黄変がいくつか。
それから、金の一部剥げてしまっていたり、金駒と呼ばれる刺繍の部分が解けていたり。
見えないところであれば、そのままで、という選択肢もある、という相談をしながらも、
全部を綺麗に直すとしたら、新しい振袖を購入することもできるくらいの金額に…。
それでも手書きの振袖は完璧に元通りというわけにはいかない、というお話を聞き、
Cさんのお母様は金額がそこまで変わらないのならば、と購入やレンタルも視野に入れてくださいました。
実はこれ、割とよくある話なのです。
2、3人分の話が混じってしまっているところもありますし、
中でも特徴的な事例を挙げているものでもあります。
ケース2は、多少の短さであれば、気にしないとお嬢様が納得する場合も、
逆に身長差がなくても、手の長さが違うため同じようにママ振を断念することもあります。
ケース3も、見えるところだけの直しなどでもっとお手軽になることも、
そもそも、丸洗いだけで問題ない、ということも勿論あります。
が、仕立て直したり、洗ったり、一朝一夕にできることではありません。
お時間をいただくことになりますので、
余裕を持ってご来店(少なくとも1年〜半年前)いただきたいと思いますし、
お嬢様用で仕立てていただくよりも手間がかかることも。
金額も、大抵の場合は抑えめになりますが、それも例外があります。
もし、ママ振がダメだった場合を考えると、他の方法にも目を向けなくてはならないので、
できれば2年くらい前だと(まだ地元にいらっしゃることも多いので)いいです。
ですので、ママ振をお考えの方は、ぜひ1度!ご相談ください!!
そこで疑問に思っていることや不安に思っていることを解消して、
晴れやかな成人式を迎えていただければ幸いです!
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